江戸から伸びる日光街道5番目の宿場町、埼玉県杉戸町の杉戸宿を街歩きしました。東京から日光街道を辿ると粕壁宿(春日部市)までは都市開発が進んでいるものの杉戸宿は比較的のんびりした雰囲気が漂っているように感じました。その後、徒歩で源泉掛け流し天然温泉「雅楽の湯」へ。最寄駅である東武動物公園駅はアクセスも比較的良く東武伊勢崎線(スカイツリーライン)を利用すれば都内から1時間で行くことができます。
杉戸宿の街道を歩く
江戸時代の五街道に代表される街道の各宿場には本陣(大名のような位の高い者の宿泊場所)、問屋場(荷物を運ぶ人や馬の拠点)、高札場(決まり事などが書かれた掲示板)などがありました。現在になってもこれらの施設またはその跡が残されていたり復元されていることがよくあります。
今回ご紹介する杉戸宿関連の施設のマップです。マップに表示されている番号順でまわると効率が良いかもしれません。Google Mapで検索しても概ね同じ場所が表示されますが、私が歩いた時は高札場(復元)の場所が違っていました(このマップでは訂正済み)。現在の日光街道(国道4号)とは違って本来の日光街道はより大落古利根川に近いところにあったようです。
杉戸町のHPにあるマップを参考に巡りました。
また、このような案内板も見かけることができ、参考になります。
天然温泉 雅楽の湯
杉戸宿を歩いた後は温泉に行きました。天然温泉 雅楽の湯は源泉掛け流しの茶褐色の温泉です。9種類のお風呂のみならずお食事処、足湯、休憩所も備え付けてあり充実した温泉施設です。温泉はすこし硫黄の匂いがし、関東平野部の温泉の中では特に天然温泉気分を楽しめるところではないでしょうか。
今回は徒歩で往復しましたが、駅付近からの連絡バスも運行しておりアクセスも便利です。
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