2023年春に運行終了予定のSL銀河は釜石線で運行している内装も素敵な観光列車です。このシリーズでは乗車・観光した体験を元にSL銀河とその沿線や、特に長時間停車する遠野駅からレンタサイクルで回れる観光地の紹介をしたいと思います。
この記事では遠野観光に焦点をあてて紹介しています。SL銀河についてはこちらで!
SL銀河おすすめの途中下車駅は遠野駅!釜石線沿線の内陸の街
SL銀河が運行する釜石線は花巻市と釜石市を結ぶ山岳を通る路線。そのちょうど真ん中あたりに遠野市という山に囲まれたのどかさがありつつも栄えた街があります。釜石線で観光する場合、是非この駅で降りてレンタサイクルしてみてください!というのも徒歩では遠いけど自転車だと行けるような観光地がたくさんあるからです。
観光地の詳細は以下の観光案内サイトなどを参考にしていただければと思います。
また、レンタサイクルは駅すぐそこの遠野市観光協会にある「遠野レンタサイクル」でお借りしました。しっかりした作りの自転車でよかったですよ〜
カッパ釣り体験!? 「カッパ淵」
遠野駅から5kmほど自転車を漕いだ場所に「カッパ淵」と呼ばれる場所があります。なんと「カッパ捕獲許可証」なる証明書を持った方はきゅうりを餌にカッパ釣りができる(?)とのこと。実際に行ってみたところ。
もちろんカッパはいまs…いや今も潜んでいるかもしれません
なお、カッパ捕獲許可証は後から紹介する「伝承園」にて220円で購入できます!魚釣りを楽しむ時の遊漁券と比べたらだいぶ安い!
釜石線半ばにある遠野駅からレンタサイクルで30分程度走るとカッパの住処 #カッパ淵 があります。カッパ捕獲許可証を持っている方はきゅうりを餌にカッパ釣りができます。カッパをお求めの際はこちらへどうぞー pic.twitter.com/Kk2ZRT8XSq
— 鉄道徒歩でさんぽ旅 (@walkinto_travel) August 13, 2022
昔ながらの養蚕生活が垣間見れる「伝承園」
伝承園は遠野地方の農家の生活様式を体験できる施設。遠野は冬は雪に閉ざされる豪雪地帯。そこでは農業ができない季節を利用した養蚕業が発達していました。この施設の目玉は「御蚕神(オシラ)堂」。この地域の民話を由来するオシラサマと呼ばれる神様が1000体展示してあり、なかなか見ものです。
この施設はカッパ淵から徒歩で行けます。むしろ先にこちらの駐車場で自転車を停めて歩くと良いと思います。
遠野の紹介の最後に。観光情報は遠野市観光協会公式サイト「遠野時間」が一番まとまっていると思います。たくさんある遠野の観光地の情報はこちらのサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか?