【車なしで稚内】レンタサイクルで楽しむ最北の大地の絶景旅行(2)【抜海駅まで行ける】

北海道地方
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今回向かったのは最北の無人駅「抜海駅」。なぜ鉄道で向かわないかというと、あまりにも運行がまばらで、なかなか旅程に組み込みにくいからです。抜海駅に行きたいけど、鉄道・車以外の手段はある?という方には参考になる記事かなと思います。また、最後に稚内の宿情報も掲載しています。ぜひ旅の参考にしてみてください!

鉄道・バスは厳しい。ならば自転車で

抜海駅に止まる列車は上下それぞれ1日に3、4本ほど

一度抜海駅に降りてしまうと、それなりの時間待つことになり、なかなか不便。それならバスは?と思われると思いますが、私が調べた限り、抜海駅付近に停車する路線バスはありませんでした。抜海駅周辺は街がなく、最寄りの集落である抜海港まで2kmほどあるため、仮に路線バスがあったとしてもあまり便利ではないでしょう。

そこで、レンタサイクルです!レンタサイクルだと美しい景色を風と共に感じながら楽しめます。運転できる方は車が結局ベストかなーとはなるんですが自転車の醍醐味もありますので、ぜひこの記事を読んで検討してみてください。

なお、この記事は利尻富士の絶景を見た以下の記事の続編となります。まだ見ていない方はこちらもぜひ!

最北の無人駅「抜海駅」

これからの行程は、ひたすら続く北海道西岸を自転車で疾走して最北の無人駅「抜海駅」に行くことが目的。展望台からは片道30分。レンタサイクルできる稚内駅からは片道60分ほどの行程になります。

こちら経路図です、、がとってもシンプル!抜海漁港の集落が見え始めたあたりで一回左折するだけでOK!

夕日が丘パーキング→抜海駅

丘の上にあった展望台を抜けると、一気に海岸まで降りが続きます。ここをくだりきったところから「オロロンライン」と呼ばれる留萌あたりまで伸びる長い長い海岸の道に入ります。

展望台からの眺め。ここから30分くらい海岸沿いを漕いで行きます。

抜海駅までの道中も絶景が続きます。晴れていれば右には利尻富士が見え、左には木が少なく地形がはっきりと見える崖がそびえたつ壮大な景色をバックに進むので飽きがきません。

道中の景色。交通案内標識には勇知駅9km、左に行くと兜沼、抜海駅と書いてありますね。どれも宗谷本線の駅名です。

抜海駅

30分、ノンストップで(信号なんてものはないので)まっすぐの道を走り抜け、抜海駅。この記事を読んでいる方に駅の説明は不要かと思われますが、こちらは日本最北の無人駅であり、利用者が少ないため廃止が検討されているいつまで持つかわからない駅になります。

駅舎をしばし堪能。。

この建物がなくなるのも時間の問題かもしれません。。
ここまで走り抜けてくれたレンタル電動ママチャリです。
ホーム側の入り口。年季が入っているのが一目瞭然

以上、こちらが抜海駅。前から行ってみたかった駅舎でしみじみしながら時間の制約上15分程度の短い滞在となりました。改札のない無人駅なので入場料は取られませんが、見学させていただいたお礼というか、当然のこととしてJR北海道にお金を落としてたくさん乗車せねばとか思いながら帰路につきました。

結論

稚内駅→抜海駅はレンタサイクルで60分。
展望台(夕日が丘パーキング)→抜海駅はレンタサイクルで60分。
絶景を楽しみながらサイクリングもできました!

これからは、稚内駅で返却すべく帰ります。ちょっとだけ時間があったので日本最北の海水浴場も立ち寄りましたのでそちらも記事もご覧いただければと思います。

稚内の宿は夏シーズンは高め

抜海駅に訪れたり、稚内の観光地に立ち寄る際、多くの方は稚内市街地のホテルに宿泊することになると思いますが、夏のシーズンは宿がやや高い傾向にあると思います。そのため、あらかじめ調べておき、別の都市(例えば名寄、旭川)に夜は向かって宿泊するといった行程を組んだり、リーズナブルなライダーズハウスを利用するということを考えてみるのも良いかもしれません。

ホテルを利用する際は、HOTEL TRUNK WAKKANAIやサフィールホテル稚内、ドーミーイン稚内といったホテルがおすすめです。私はHOTEL TRUNK WAKKANAIを利用したのですが、有名な観光地である稚内港北防波堤ドームを望むお部屋で一泊できました。アクセスも良く、価格も抑えめでしたよ。

お部屋からの眺め

サフィールホテル稚内はおそらく稚内最上級グレードのホテル。一度泊まってみたいものです。。

ドーミーイン稚内はドーミーイン名物の夜泣きそばも食べれるし、眺めの良い温泉が売りのようです。一度予約したのですが、急遽旅行がキャンセルになって行けなかった。。今度リベンジしたい!

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