【女體神社の由来とは?】さいたま市内の自然を自転車で北上【見沼代用水】

関東地方
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さいたま市の東側から川口市に広がる田園地帯「見沼たんぼ」をJR武蔵野線・東浦和駅から埼玉高速鉄道・浦和美園駅まで自転車で北上し田畑の中にあるいくつかの公園や神社に行きました。1月だったので冬の景色やバードウォッチングを楽しみました。見どころとなるスポットを紹介したいと思います。

氷川女體神社の池にただずむカモ・・水面に映る背景がきれいでした。

見沼代用水は江戸時代の新田開発のために利根川から引かれた用水路です。用水路自体は埼玉県行田市から埼玉県さいたま市、川口市や東京都足立区までの広大な領域にまたがっています。さいたま市〜川口市には見沼たんぼと呼ばれる広大な田園地帯があります。

見沼用水を北上する

東浦和駅

旅の始まりはJR武蔵野線・東浦和駅です。武蔵野線は東京外縁をめぐるJR路線の千葉県、埼玉県側を受け持つ貨物線由来の路線です。東浦和駅は武蔵野線でさいたま市の中で最も東側にある駅になります。

この旅(というよりは散歩?)ではHello cyclingという電動自転車のシェアリングサービスを利用しました。埼玉県南部にはあらゆる場所にレンタルできるスポットがありスマホがあればすぐにレンタルできるのでとても便利です。

旅の経路

見沼氷川公園・氷川女體神社

東浦和から北へ自転車を走らせること約20分、最初の目的地、見沼氷川公園・氷川女體神社へ到着。

見沼氷川公園のシジュウガラ。木の上にいることが多いので普段は下から見上げることが多いが、上から見ると首元が少し黄緑かかってるのがわかる。

見沼氷川公園は氷川女體神社と隣接しており、公園の池の周りカモやムクドリなど都会の公園でよく見る鳥たちがたくさんいました。

普段は川に入った状態で見ることが多いサギ、このサギはずっと(3時間くらい?)木の上でじっとしていた
氷川女體神社の社殿。武蔵國一宮と掲げられている。氷川見沼公園からすぐのところにある階段を登るとあります。

氷川女體神社(體は体の旧字体)は大宮にある氷川神社(男体社)と対になる女体社で、神社名は御祭神であるスサノオの妃である稲田姫命(いなだひめのみこと)に由来しています。

ここは神社の祭祀跡、公園に隣接するように神社の敷地がつながっており、公園とは小さな堀で隔てられています。
祭祀の遺跡であることを伝える標識
公園と神社を隔てる堀は凍りついていて氷上で足を少し滑らせながらカモが歩いていました(途中氷が割れて落ちてました・・)

見沼自然公園

神社を後にし、広い畑やメタセコイアの並木道を通ったあとに見沼田んぼ南部に広がる見沼自然公園へ向かいました。

公園内には池があり、日が当たらない場所は午後になっていても凍りついていました。氷上を滑らず歩くハクセキレイ。
公園の散歩道。日が伸びて風情があります。
日が当たる場所は氷がありませんでした。

見沼自然公園は敷地が広く木が多い場所や池や草原があったためか、さまざまな鳥を見ることができました。写真にはありませんが、ツグミやアオジのような冬鳥やカワラヒワの群れなど都心でいつでもどこでもいるわけではないような鳥も確認できました。

浦和美園駅

その後、公園からカインズを経由して浦和美園駅へと向かいました。レンタルした電動自転車は駅前で返却・スマホで決済をし埼玉高速鉄道へ乗り込みました。浦和美園駅からは一駅でJR武蔵野線の東川口駅へ行けるほか、東京メトロ南北線を経由して東急目黒線の日吉駅まで直通で行けます。

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